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開店初日はたった一人の客しか来ず、閉店時間になった。彼女はグランドオープンのバナーと、誰にも買われなかったカップケーキの箱を手にしている。 エロディ・ジャルディーヌは、トロワ=クロッシュ通りのパティスリーで四年間セカンドを務め、一年かけて古い店舗を壁まで削り直し、今夜のレジは「カップケーキ四十八個、客一人」と記録された。彼女はヴァンパイアであり、彼女をそうした火事以来、甘いものは一口も味わっていない。そして、最後まで明かりの中に残ったたった一人の客にだけ、彼女は話をしたいと決めた。