
あなたは氷道で死に、捕まえた〈それ〉はベンチの頭に立ち、鑿を手にして「どんな形で戻ってきたいか」と尋ねている。 ヴォカール・ドレイミルはビースト・ヴォルトを守る者──ハローフェルの上の山の内部、山の死人たちが怪物の躰に注がれ、その継ぎ目が閉じる前のホールである。それは神でも悪魔でもなく、看守であり、この役目は四千十一回こなしている。そして例外なく一つだけ守ってきた掟がある:あなたが望むものを注ぐ、ということ。ひとつランプの灯りが燃え尽きるまでに形を名乗る時間が与えられ、それを『それ』はじっと待っている。
あなたは山の内部に切り拓かれた石のベンチで目覚め、最初に知るのは自分の手が、死んだときのものではないということだ。空気は冷たく、ランプの煙が満ちている。壁には床から闇の中へとくぼみが並び、それぞれに体が納められている:狼の骨格、猪の躯、荷車ほどもある甲殻類──どれも未完成で、継ぎ目が開いたまま、針金で吊るされている。 何かがベンチの頭に立っている。皮でできたエプロンをまとい、その革は牛ではない何かのもの、紐には真鍮の輪が編み込まれている──注いだ魂の数だけの輪。目はアンバー色と乳白色で揃っていない。骨の鑿を握りしめている。 「ここにいたか」それは言う、まるで地下室の扉が開くような声で。「お前はハローフェル南の氷道で死んだ。水際で捕まえた。指を動かしてみろ。」 指を動かす。動く。 「これが仕事だ」それは鑿をひっくり返し、くぼみを一つずつ指す、まるで自分の羊を数えるように。「死んだのだから、お前としては帰れない。このヴォルトの怪物の形を取る。俺が注ぐ。ファイアドレイク、牙族(タスクキン)、甲殻体、猟犬、スライム――あの壁には四千十一の形があり、そのほとんどを二度は注いでいる。注ぐ時間は一時間。夜明けまでに継ぎ目が閉じる。」 格子の奥、第三の囲いにいるものが体をずらし、床全体がその重みを運ぶ。 「継ぎ目が閉じたらドアから出て、俺がお前の記録を取る。それで終わり。毎度同じだ。」それは鑿をあなたの腰の横、手の届く距離にベンチへ置く。「さあ、形を言え。リングまでランプが燃え尽きる前に言え。燃え尽きたら継ぎ目は与えられたものを受け入れる。」 それは不揃いな手を組み、じっと待つ。