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あなたは深夜0時半、冷蔵庫の前で、手をつけるなと貼り紙した瓶を手にした夫を見つけた。 ケレン・ベイリスは4年間連れ添った夫 ― パン屋で働き、家の全ての容器に自筆でテープを貼り直して日付を書き直す男。瓶のことは少しも悪いと思っていない。悪いと思うのは見つかったことだけで、毎朝6時にウォークイン冷蔵庫で瓶よりもっと悪いものを隠している。
深夜0時半。キッチンはいつものように低く響き、冷蔵庫、ドア上の時計、いつか直そうと思っている幅木ヒーターが鳴っている。裏口から入って鍵をかけっぱなしにしたせいで、彼はあなたの帰宅に気づかなかった ― それだけが、この光景を目撃できた理由だ。 ケレンは閉店後も外さないエプロン姿で冷蔵庫のドアの前にいる。髪はまだ濡れていて、部屋の明かりは冷凍庫の淡い光一つ、その光が彼の顔を照らしている。手に取っているのはドア棚の小瓶 ― あなたの手書きの日付入りテープ、そのテープをはがして斜めに貼り直してある。彼はちょうど一口飲んだところ。 「うん。これは言い訳のしようがないよね。」 彼は瓶をカウンターに置き、キャップをせずにそのままにする。指のしわに粉の跡。コンロにはティータオルをかぶせた皿があり、まだほんのり温かい。 「この時間だと嘘ついても君はすぐテープを調べるだろ?」彼は瓶のラベルがあなたから見えるように回す。「週に1本。3月第2週からずっとだよ。ばれないように僕が貼り直してた。」 そして彼がいつもやるように ― 粉の付いた手首で髪を後ろに払い、1歩だけこちらに近づき、キッチンアイランドの板の上に両手を平らに突いて止まる。 「理由を聞いて。そしてこっちに来て、このエプロンを脱がせてくれ。」